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     ヘヴィファイトという甲冑で遊ぶ団体の記録です。
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東京の目白で西洋甲冑剣術の修行、鎧の作成等をしている現代の異端児。一緒にアホな事をしてくれるお仲間募集中。
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装備を揃えて道場へ向かう。

今日はヘヴィファイトの練習日なので、背中のバックパックには補修したアーマーの一部と着替えを突っ込み
更に両脇にはガントレットとシールドを目立たないように布で包んで吊るしてある。
雑多な池袋とは云え、山篭りに行くような格好で道場まで突っ切って行くのは
最初は抵抗があったものの、今やもうすっかり平気になった。慣れとは恐ろしい。

まあ、交番の横を通る時などわけもなく緊張してしまったりするが
お巡りさんに職質されて中身の説明をするのはそれはそれで楽しいかもしれない。

しかし、道場に着いてから残念な事を聞かされる。
参加メンバーはゼロ。
そして師匠は足の親指の怪我の為、本格的な練習は出来ないそうだ。

まあ、水曜日はメンバーが少ないので、こういう事もあろうかと
色々とメンテナンスしたいものを一緒に持ってきていたので
笑って「ノープロブレム」と返し、気持ちを切り替えて装備品の作業を始める。

今日行うのは久しぶりに持ってきたカイトシールドのエッジの補修と
先月持ってきたヴィキングシールドの持ち手の改良だ。
ccc3d233.JPG








普段使わないのでパレード用に改造してあったカイトシールド
我ながら厨臭いデザインw

一見するとこのままで使えそうに見えるが、ルール的に安全ではないので手直しする必要がある。
表面の模様はセントパトリックデーに向けて着けた白テンの紋様で
実は良く見ると十字の部分とテンのモチーフはガムテで作ってある。
ちなみに色は黒いのだがこれで白テンを表すらしい。
この紋様は穢れるくらいなら高潔な死を選ぶという意味があるそうな。

SANY0017.JPG










手直しは俺に任せろー、という感じでバリバリ剥がしたところ

テープの痕が意外と格好良く見える。

SANY0019.JPG










ちなみに裏の持ち手部分はこうなっている。

SANY0021.JPG










こうして肘から通してやや斜めに持つ
たまにここの持ち手をシールドに対し縦に付ける描写をする作家さんを見かけるが
自分はかなり大きなティアドロップ型のシールド以外でその持ち手のつけ方は見たことは無い。
かといって、この持ち手が100%正しいわけでなく
中には四角い形に四つベルトを付けるやり方もあるし、長時間にわたる戦用に
首にかけるベルトを付ける事もある。
ここら辺は、現代の兵隊達が支給品に色々と工夫を加えるのに似ていて
勉強すると面白い。
自分もヴァイキングシールドには持ち手とは別に背負う為のベルトを着けていたりする。

重量は軽いコレでも3キロあり、しっかり持てば二点支持ゆえ
ポールウェポンで殴られてもビクともしない安定感がある。
初めてシールドと対峙する人は
バランスを崩そうとしたりして、目障りなシールドを力任せに叩いたりする事があるが
まったく無意味な結果に終わる事が多い。
それどころか隙を晒す事になるので返って危険である。
慣れたファイターほど、シールドには当てずに本体を狙う術を心得ている。

SANY0022.JPG










作業のお供にカナダドライとミックスナッツ。
グロシュは家に返ってからのお楽しみ用。

作業中、師匠が降りてきて色々と話をしながら楽しく進めていく。
最後になって、少しならダイジョブという事で
お互い武器を持ってシェイテルハウを重点的に教えてもらう。
この技は師匠が自分を殺すときに一番多用する技だ。
モーションがほぼ無くて、ヘヴィファイトではかなり避けづらい

またシールハウもアドバンスという事でよりスピーディな内容のものを行う。
相手から中心線を奪う発想は日本の剣術にもあるが
更に十字鍔を利用する押し込みの型はドイツ剣術ならではの動きだ。

そんなこんなでほぼプライベートレッスンのような西洋剣術の練習を終える。

やや暴れ足りないが、明日の素振りをきっつくする事にしておこう。
装備品は日曜日に使うので、全て道場に置いて帰路に
今日も充実した一日だった。
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