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     ヘヴィファイトという甲冑で遊ぶ団体の記録です。
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東京の目白で西洋甲冑剣術の修行、鎧の作成等をしている現代の異端児。一緒にアホな事をしてくれるお仲間募集中。
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Twitterアカウントは@Baketu_headです。

 【暗黒式ヘヴィファイト】ルール提言


”小さきものから大きなものまで平等に参戦できるように

日々の営みを壊さぬよう安全に それでいて非日常に浸れるよう華やかに

誰もが戦士に 侍に 騎士に 時には幻想の住人に、憧れたものになれるように

ヘヴィファイトは楽しき競技なり”

理念

「一つ、甲冑と模擬武器による戦闘の競技化。

 一つ、安全且つ簡素なルールによる競技人口の増加。

 一つ、上記二つによる競技の洗練と戦場の混沌の演出。

 一つ、歴史ロマンと幻想と安全に勝る物なし。」

 以上を暗黒式の規範とする。



1 試合場のルール

  ヘヴィファイトでは、戦闘に参加する戦士。それらの管理運営サポートを行うメンバー。そして試合場や戦場に訪れる見学者や観客等の安全を守る為の"試合場のルールRules of the Lists"が存在する。

 安全を守る事は全ての事柄に優先される。

 それ故に戦闘に携わる戦士達はこれを押し付けられた規則(Rule)としてではなく、自らの誓い(Rule)として遵守しなくてはならない。

 これを守れない者には戦士の資格は無い。


1. 全ての戦士は、戦闘において身体的な危険が及ぶ可能性を認識し、自身がすべての危険とリスクの責任を負うことを理解しなくてはならない。

ヘヴィファイトに使用されるフィールドは多岐に渡る為、戦士は試合場や戦場を調べ、そこが戦闘に適している事と危険性の有無を確認するまで、そこでの戦闘に係わるべきではない。

使い慣れた練習場所等であっても装備品に着替える前に必ずフィールドを歩き、戦闘に不適切な障害物等は可能な限り取り除くべきである。

また、それらが行えない事情や取り除けない危険(段差等の地形)がある場合はその場の全員で共有する事。

2. 練習であれ、ヘヴィファイトを行う場合は必ずファイターズライセンスを持つ者がその場に居る必要がある。

3. ファイターズライセンスを取得していない者はヘヴィファイトの公式戦闘に参加する事は出来ない。

4. 全ての公式戦には見届け人(マーシャル)を立てる必要がある。

5. マーシャルはファイターズライセンスを取得する為に必要な口述テストをパスしている者にしか行えない。(実技は必要としない)

6. その場にいる戦士に認められたマーシャルは戦闘に使うあらゆる武器や甲冑の使用を禁じる事が出来る。

7. 戦士やメンバーは自らが望まない限り、戦闘関連の事柄に参加を強要される事はない。

8. 本物の金属の武器、あるいは金属で出来た模擬武器による戦闘は、それが参加者の合意に基づいた物であってもあらゆるイベントで禁止される。但し、予め申し合わせた動きを行う練習やデモンストレーション、レピア等の伝統的なルールで行われる競技には適用されない。

9. ラタンやポリプロピレン素材の近接武器は投擲してはならない。投擲武器は専用の素材で作られた物のみ使用する事が出来る。
但しこれは敵対的なやり方で投げられる武器に適応される。近くの相手に必要な武器を投げ渡す、フィールドから障害物となる武器を排除する行為とは異なる。

また、投擲武器で近接攻撃や防御行動を取ってはならない。

10. マーシャル等の非装甲メンバーやギャラリー等の第三者の安全、また使用しているフィールド施設等の保全が確保出来ない場では投擲武器を使う事は出来ない。

投擲武器の適切な使用ができるかどうかの判断は(マーシャル資格のあるイベント代表)が行う。

また、その使用が許可されている場合でも各戦士は危険がある事を認識したら使用を中止しなければならない。


2 戦場での作法

1. 敵を過剰な力で殴打することを禁ず

2. フィールドにおいては、すべての戦士は見届け人(マーシャル)の命令に従わねばならず、従わなければ戦場・フィールドからの追放を受ける。

3. 戦士は常に感情をコントロールし、冷静たるべし。

4. 「ホールド」の声がかかったら、即座に停止する事

またホールドは安全に戦闘する為には不適切であると判断される場合、誰が発しても構わない。(甲冑が外れている。武器が壊れている。鎧を着てない人が戦場付近にいる等{特に子供には注意が必要})

5. アルコール及び一部の市販薬、処方薬を使用しているときは、試合場などヘヴィファイトにおけるいかなる戦闘活動にも参加してはならない。

6. 戦場に「落ちている」武器は自由に使用して良い。但し、泥土や砂に汚れた武器はダーティな攻撃方法となるので使用しない事。
また、投擲武器や射撃武器は破損している可能性があるのでマーシャルに再度安全して貰うまで使用してはならない。但し、一部の弾弓等、市販のスポンジボール、テニスボール等の軟質素材の球形弾は各自の判断で再利用しても良い。

7. 戦士は、無抵抗及び戦闘の意思の無い敵を故意に攻撃してはならない。

8. わざと「無力」になる(例えば、武器を繰り返し故意に落とし、ホールドでの中断を招く等)ことによって、不公平に優位を得るようなことをしてはならない。マーシャルから適切な警告ののちにも同じ振る舞いを繰り返すなら、落としたまま戦うよう指示されるかもしれない。この判定の責任は、対戦相手ではなくマーシャルが負う。とはいえ、対戦相手は戦闘を継続するべきか否かをマーシャルに確認するかも知れないが。

9. つかみ、足払い、投げ、パンチ、キック、レスリング技は、その使用を禁じられる。近接戦闘や鍔迫り合い及びcorps-a-corps(フェンシング用語で、一方が相手の体に体やヒルトを接触させてしまうこと)の際の体や盾、武器に対する控えめな接触は許されている。

10. 故意に対戦相手の頭、腕、体を、盾や武器の柄、体のどこかで打撃することは禁じられる。

11. 敵をつかんだり、シールド、武器の打撃面、弓・石弓をつかむことは禁じられる。

また互いの武器や盾で相手の武器や盾を阻害する(押さえる。引っかける。跳ね返すなどは)行為は認められるが、相手の身に危険が及ぶ行為(転倒を誘発する等)は禁止する。

12. ルール上認められた攻撃できる部位(Target Area)以外の場所を故意に打つことを禁ずる。

  攻撃できる部位 Target Area

A. 胴:頭と武器を除く、腰より上から首と肩の間、鼠径部、肩甲骨などを含む部位全て。

B. 顔:あごと額の間で、耳の穴から前の部分。(タッチ&プッシュキル部位

C. 頭:上で定義された首と顔を除いた頭部すべて。

D. 腿:膝上1インチ(25.4mm)から股関節までのひとつながりの部位。

E. 腰:腰(腸骨稜)から股関節の下までの領域。

F. 肩:肩の頂点からわきの下の一番上の点まで。

G. 腕:肩から1インチ(25.4mm)下で、手首より上の部位。

H. 攻撃できる部位に含まれない部位を攻撃しても有効とは認められないが、その打撃が攻撃できる部位を狙ったもので、そこに有効でない部位が割り込んできた場合はその限りではない。(例、太腿を狙った攻撃にワザと脛を上げて防ぐ


3 武器と盾

1. 公式戦等を行う場合。武器の刺突部位には刺突用途を表す×マークをテープで付ける事。またその際のテープは武器のブレード部分や補強用のテープと同色にはせず、即座に色の違いが分かる物でなくてはならない。

2. 相手の武器を使えなくする目的で武器のブレード部分をつかんだり、体の一部で抱え込むようなことをしてはならない。フルミトンか安全な装甲を施されたフェンガーガントレットであれば、対戦相手の武器の柄をつかんでもよい。

1. 攻撃が通過するところに攻撃の認められていない部位(例:空いている方の手、下腿部(膝より下の部位)など)を故意に割り込ませた場合、その打撃は有効打撃とされ、当たった四肢が使えなくなる。

2. 相手の攻撃を防御しようする際に武器などを掴んでいる手に打撃面が当たった場合は、違反とはされない。

3. 対戦相手に危険が及ばない限りで(転倒を誘発する等)、盾や武器は対戦相手の盾や武器を動かしたり、跳ね返したり、動かなくするために使用できる。また、盾や武器の柄を敵の攻撃や防御を制限するために使用することも許される。

4. 盾は手で扱われなければならない。パッシブ・シールド(背負う等、手で扱われていないシールド)は甲冑の装飾の一部として扱われ、攻撃できる部位として認められる。

5. 射手は盾や置き盾paviseを所持できる。ただし、それらを運搬している間は武器を発射することはできない。


4 打撃の判定

 攻撃の威力の判定は、その攻撃が明確なルール違反である場合や、自ら判定の責任を放棄した場合を除き、攻撃を受けた側の誇りにかけて行われるものであり、対戦相手やマーシャル、観戦者によって判定されるものではない。但し武器が当たったときの刃の向きや刃のあたり方、力の入り具合、当たった場所やインパクトの角度など、戦う者やマーシャルにはわからなかった打撃の有効性は、観戦者の証言をもとに判定しても良い。

 打撃の有効性を判定するときには、すべての戦士は甲冑を着ているものと考えられる。特殊なトーナメントや戦闘ルールを採用している時には甲冑を着ける部位や有効打の範囲が再定義されているかもしれないが、そうした決まりは戦闘に参加する者の間で、戦闘が開始するまでに共有されていなければならない。

 ヘヴィファイトに参加している”完全武装”の戦士はパッディングを施したギャンベソンの上に鎖帷子を着け、手足をハードレザーの防具で守り、nasal(鼻防護)付きのオープンフェイス型の兜を装備していると仮定される。 実際に装備している物が

1.打撃を禁じられている部位(手から手首より上1インチ(25.4mm)まで、膝より上1インチ(25.4mm)および膝下すべてなど)への打撃は無効となる。

2. 顔への突きは実際には顔に直接触れると想定される攻撃であることから、他の部位よりも軽い打突でヒット判定を取る。(タッチ&プッシュキル

3. 有効な打撃とは、その武器のタイプに応じた技術によってもたらされた、適切な方向性と威力を伴う打撃と定義される。

4. 頭、首、胴への有効な打撃は致命的な打撃と判定され、受けた戦士は戦闘が継続できないものとみなされる。

3. 斧、メイス、ポールアーム、グレートソードなどの大型武器による打撃では、臀部から寛骨臼(股関節の付け根)および肩から肩の付け根までの範囲を致命的な打撃と判定する部位に加える。

5. 手首より上の腕に対する有効な打撃は、その腕を使用不能にする。その腕は攻撃にも防御にも使用できない。

6. 膝より上の足への有効な打撃は、その足を使用不能にする。戦士はひざまづく、座る、あるいは傷ついていない方の足で立つなどしなければならない。戦場によってはこうした傷ついた戦士がどの程度動けるかについて決める。

7. 傷ついた四肢が有効な打撃を妨げた場合(訳注:動かなくなった左手が、左胴を狙った打撃を妨げたなど)、その四肢はそこにないものとみなされる。

8. 打撃の有効判定は戦闘毎、シナリオ毎、トーナメント毎に変更してよいが、その後標準的なものに戻すこと。攻撃可能な部位を変更してはならず、有効打撃に必要な打撃力をより強くしてもならない。すべての戦士は戦闘の前にこうした変更をすべて知らされていなければならない。

9. 打撃を判定するとき、すべての戦士は対戦相手の使っている武器がどのようなものであるか、武器のどこで打撃するかを理解していることが求められる。対戦相手に先に打たれていたとしても、十分な力と適切な角度を伴った打撃であれば、それは有効となる。

10. 戦闘が停止した瞬間("ホールド"の声がかかったとき、殺された瞬間に打撃を放ったとき等)と同時に打撃を放った場合、停止の原因となったことより先に攻撃を始めており、かつその攻撃が十分な力を持っていたなら、その打撃は通常有効とみなされるであろう。停止の原因発生よりあとに放たれた攻撃であれば、その攻撃は無効とみなす。

11. 打撃の瞬間武器を取り落としてしまった場合、その攻撃は有効とされない。(注:打撃の力によって武器を落としてしまった場合、ルールによって戦いは停止される)

12. 安全制限のため、弓などの装備から打ち出される矢やボルトは実物より弱い力で使用される。したがって、有効な打撃には手持ちの武器ほどの力を必要としない。

5 防具の条件

A. 参加者の装備

成人向けアーマーコンバットに参加するすべての参加者は、ルールで定める最低限の甲冑の基準に従う。

この基準には射手や攻城兵器などの使用者も含まれる。これにはマーシャルやサポートメンバーなどは含まれない。すべての戦士およびマーシャルは、医学的な必要がない限り、現代の企業ロゴやスポーツ用器具を隠す、外す、別のものに偽装するなどしなければならない。歴史の雰囲気を損なうことのないよう、特段の注意を払うべきである。

B. 兜

1. 兜は0.0625インチ(1.6mm)の厚みのあるスチールか、同等の材質で作られるべきである。ステンレス鋼、真鍮、青銅などを用いる場合は1.6mmのスチールと同等の強度であれば認められる。兜の質量は防護能力の重要な要素である。よって、チタンやファイバーグラス、アルミなどの軽量素材を用いるなら、1.6mmのスチールより質量、強度、重さが上回っていなければならない。もし兜の構造がspun-metal top(訳注:紡錘形の頂部を持つ兜)であれば、少なくとも0.075インチ(14ゲージ:1.905mm)厚のスチールで作られるべきである。金属の打ち出しで頭頂部を作るなら、もっと厚みのある板から作る必要がある。

2. 装甲板の継ぎ目は以下のいずれかの方法で留めなければならない

a. 内側・外側の両面から溶接する。

b. 単線ビードで両面を溶接する。

c. 重ね継手Lap joints部分を溶接するか、両側をロウ付けする。

d. 2.5インチ(63.5mm)以下の間隔で、鉄かスチールのリベットで留める。ねじやブラインド・リベット、他の軽量型のリベットを使用してはならない。

3. フェイスガードに穴を空けるなら、直径1インチ(25.4mm)のものが通らない間隔を保つ。

4. フェイスガードは兜の装着時にあごのラインの下1インチ(25.4mm)を守れるように装着する。

5. フェイスガードにバーグリルを用いる場合は、直径が0.1875 (3/16)インチ(4.8mm)以上のスチールか同等の素材を使用する。また、クロスバーは2インチ(50.8mm)以下の間隔で、直径0.125 (1/8)インチ(3.18mm)以上のバーを使用する。

6. 可動式のバイザーは固定でき、かつ戦闘中に開く可能性が最小限となるようにすべきである。

7. 兜の内側に大きく飛び出している箇所があるべきではない。小さな突起や構造上やむを得ない飛び出し部にはパッドを当てる。すべての金属部品にはとがった部分があってはならない。フェイスガードのバーやメッシュは、技量の優れた職人によって特にデザインされているのでなければ、兜の内側に付けるべきではない。

8. 兜の中で、着用者の頭に当たって傷つける可能性のある部位はすべて、少なくとも0.5インチ(12.7mm)の独立気泡フォーム(closed-cell foam)や同等のパッドを当てるか、戦闘中その箇所が頭に触れることのないよう処置する。同様に、兜の内側で、首や胴に当たる部位があれば、そこもパッドを当てる。

9. 戦闘中に兜がずれたり金属部品が顔に当たったりすることのないよう、すべての兜はあごひもなどで固定されなければならない。あごひも以外には、Bevor(訳注:のど~あごを守る甲冑の一部)やチン=カップなどが用いられる。“すべりばめsnug fit”は適切とはいえない。あごひもは少なくとも0.5インチ (12.7mm)の幅があり、着用者の首を絞めないようなものでなければならない。

C. アイウェア

アイウェアは工業用の破損防止仕様のセーフティグラスなどを使用する。一般的な眼鏡用レンズは使用を禁じられる。コンタクトレンズか、いわゆる”スポーツ用眼鏡”が強く推奨される。

D. 首の防具

喉頭、頸椎、第一胸椎までを含む首部は、戦闘中は常に、振り向いたりあごを上げたりしたときも、以下の防具1つないし複数の組み合わせにより守らなれていなければならない。

1. 兜

2. 堅い材質でできたゴージェ

3. 打撃を吸収できる甲冑、ヘヴィレザー製のカマイユcamail、兜のしころなど。カマイユやしころが喉頭や頸椎、第一胸椎に触れるようなら、0.25インチ (6mm)以上の厚みの独立気泡フォームなどでパッドを当てる

4. 0.25インチ (6mm)以上の厚みの独立気泡フォームなどで裏打ちしたヘヴィレザーのカラー(襟)

E. 胴、肩、足の防具

1. 腎臓の周辺や浮遊肋(訳注:浮き肋、第11-12肋骨)は0.25インチ (6mm)以上の厚みの独立気泡フォームなどで裏打ちしたヘヴィレザーで覆われているべきである。

2. 男性の場合、そけい部は堅い材料性のファウルカップ(アイスホッケー、サッカー、空手、野球用のもの)をサポーターや戦闘着、甲冑に入れて覆わなければならない。

3. 女性の場合、そけい部を独立気泡フォームやヘヴィレザーなどで覆い、恥骨部を守らねばならない。男性用のファウルカップで代用しないこと。

4. セパレートタイプのブレストカップはヘヴィレザーや金属製のブレストプレートなど、堅いパーツを連結したタイプのもののみ使用を許される。

F. 手~手首の甲冑

手から親指、手首から1インチ上までの部位は、以下の防具で守られなければならない。

1. 指や手の甲を打撃から守るため、堅い材料の棒やプレートでできたバスケットないしカップヒルト。バスケットやカップヒルト、シールドバスケット、センターグリップ式シールドを使用する場合、腕甲vambraceやガントレットで手や手首の露出部を守らねばならない。

2. ガントレットは0.25インチ (6mm)以上の厚みの独立気泡フォームなどで裏打ちした堅い材質で作られ、つかんだものを叩き付けたときの衝撃で手が傷つくのを防ぐ。

3. ヘヴィレザー製のガントレットは0.5インチ (12mm)以上の厚みの独立気泡フォームや厚いパディングで裏打ちする(注:アイスホッケー用グローブはこの要件を満たすが、外見が近代的すぎて興ざめしてしまう)。ストリートホッケー用のグローブはアイスホッケー用と比べてパッドが薄く、防具として適していないため、パディング用としてのみ扱われる。

4. 盾にはシールドバスケットなどをつける。盾のみでは手の甲は守れるものの、指や親指、手首を守ることができないため、適切とは言えない。盾のみを持つなら、完全に手を覆うグローブをつけるか、持ち手を盾の端のどこからも4インチ(10.2 cm)以上離さなければならない。

5. 射手、攻城兵器技師、手投げ武器の使用者は、指の部分の防護のないガントレット(ハーフガントレット)だけで参加してもよい。

G. 腕甲

肘の先端と骨、関節部の両側は、0.25インチ (6mm)以上の厚みの独立気泡フォームなどで裏打ちした堅い材質で作られた防具で覆われなければならない。この甲冑は戦闘中ずっと肘を守っていなければならない。ストラップ式の盾side-strapped shieldを使用している場合は、肘が盾の端から4インチ(10.2 cm)以上離れるようにしなければならない。

H. 足甲

1.膝とその上下1インチ(25.4mm)、膝関節の左右は、ニーキャップとして、0.25インチ (6mm)以上の厚みの独立気泡フォームなどで裏打ちされた堅い物質で覆わなければならない。この甲冑は戦闘中、常に膝を守っていなければならない。

2. 戦士たちは戦闘中ずっと、膝から下を守るのに適切な防護を行うべきである。

I. 盾

1. 盾はぶつかったラタン棒や戦士が受けるダメージを減らすため、縁をレザー、パッドなどで覆わなければならない。

2. ボルトやワイヤーなどの0.375(3/8)インチ(9mm)を超える突起物にはパッドを当てなければならない。ラウンドシールドのボスBoss(訳注:中央の丸い突起)は突起物とはみなされない。

3. 戦闘中に盾を立てたまま置いておくため、盾に脚を付けてパヴィス(置き盾)freestanding pavisesとしてもよい。

a. パヴィスは直径1.25 インチ(31.8mm)以上の太さの丸棒か、一辺が1.25 インチ(31.8mm)以上ある角棒で、しっかり固定されなければならない

b. パヴィスは攻城兵器の弾が命中したら一撃で壊れるものとする。戦士たちはパヴィスで守られていれば死亡したと判定されないが、パヴィスは直ちに戦場から除かれるか、その場で地面に伏せられる。

c. パヴィスはショルダーストラップなどで運搬され、手でコントロールするための持ち手を持たない。これは、戦士がパヴィスを(訳注:普通の盾のように)動かして攻撃を防ぐことができないことを意味する。よって、防御は武器によって行われ、手に持ったパヴィスによって防がれた攻撃は(訳注:盾を背負っているときと同様に)体の一部に命中したものと判定される。

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※このヘヴィファイトルールはバケツヘッドの主催する暗黒学園で使用されているルールであり、S.C.A(Society for Creative Anachronism)で同様に行われているアーマーコンバットやアーマーバトルのルールを手本としています。
ヘヴィファイトの呼称等、その他、暗黒学園独自のルールも多く含まれますが
いつでも交流出来るように装備品の規定を厳しくしている以外はほぼ同一の物です。

暫定版につき武器ルールは今後追加します。
※簡易ルールが見たい人は以下をご覧ください。
ヘヴィファイトバトルルール
ヘヴィファイトアーマールール
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悪くない練習内容だったのでブログにも貼り付け

ここはいつ再開出来るじゃろかw












ツイッター、フォローしといたんで気づいたら返答宜しくです。
動画作ったので晒す。




普段練習に使っているのはこんなもん。もっといい装備もあるけど勿体なくて使ってませんw
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